病気になり、今までを見つめ直しました。好きなサッカーをやめろと言われて、ようやく気づいたんです。
当たり前なことは、
当たり前じゃない。
当たり前じゃない。
何が起こるかわからないから、納得する方を選ぶ。それを大事にしたい。
なぜ、農業なのか
そのときから、ずっと考えていたことがあります。
難病、癌、世の中には病気がいっぱいある。そこに「食」が関わってくるのは明らかだと、自分は思っています。
だったら、自分が納得できるものを、自分の手で育てて、それを食べたい。それで何かが起きたとしても、「やるだけやった」と言える人生にしたい。
その思いで、2025年に農業の世界に飛び込みました。2026年、岩手県花巻市に畑を借りて、兄弟と仲間と「心真農園」を始めました。
「心真農園」と名づけた理由
自分の名前が「心真(しんま)」だから、というのがまず一つ。自分の名前を背負うことで、育てる野菜に責任を持ちたかった。
そしてもう一つ。その二文字をひっくり返すと「真心(まごころ)」になります。自分と家族が納得して食べられるものだけを、真心を込めて育てて売る——名前にはその両方を込めました。
納得して食べるために育てた野菜です。同じように、食べるものを大事にしたい誰かに届いたら、これほど嬉しいことはありません。
ていねいに育てる、畑づくり
うちの畑は、川のそば。だから水も、虫も、生きものも、いつもすぐ近くにいます。
だからこそ、まわりの生きものを大事にしたい。土には鶏ふんや堆肥を入れて、自然の力を借りながら育てています。
目指すのは、地球にやさしい畑。蜂が元気に飛びまわる畑は、いい畑です。
運が悪ければ、石につまずいただけで死ぬ。
運が良ければ、毒を飲んでも生き延びる。
運が良ければ、毒を飲んでも生き延びる。
自分の人生の手綱は、自分で握る。うちの野菜づくりも、サッカーも、この農園も、全部その延長にあります。
岩手県花巻市の小さな畑から。
心真農園 熊谷(弟)
この畑の野菜を、食べてみませんか?